| IgA2のサブクラスの中にはアロタイプとして、IgA2m(1)とIgA2m(2)の2つがあるんですが、構造上大きな違いがあります。 IgA2m(1)の方は、H鎖とL鎖が、S−S結合していないため、還元剤の入らない状態で泳動すると、遊離の二量体のL鎖が観察されるという特徴があります。これは、いまのところSDS−PAGEくらいでしか証明できません。 患者のIgA型M蛋白でも同様な現象が見られることから、この症例はIgA2の珍しいサブクラスだということと、IgA2m(1)のアロタイプをもった非常に珍しいM蛋白だということがわかったわけです。そして、そのためにα1位に易動度をもっている可能性があるみたいです。 |