その他の画像 | ||
| 泳 動 所 見 | : | セア膜:γ分画に3本のM蛋白。うち陰極側の2本は波形帯。 免疫固定法:陽極側からIgM−λ、IgM−λ、IgG−λ型。 免疫電気泳動:メルカプトエタノール処理で、1本の太いMbow形成。抗IgG抗体でもMbow出現。 |
| その他の検査所見 | : | 総蛋白高値。 Alb、A/G 比低値。 コレステロール低値。 IgG高値、IgM異常高値。 |
| 検 討 事 項 | : | γ分画に3本のM蛋白 →支持体を変えて泳動(セア膜と反応するM蛋白かどうかの確認) →免疫固定法(M蛋白の同定) →免疫電気泳動、メルカプトエタノール処理(グロブリンに構造異常がないかどうかの確認) |
| ま と め | : | γ分画に3本のM蛋白が出現した。免疫固定法で、陽極側からIgM−λ、IgM−λ、IgG−λ型であることがわかった。IgM高値という点から、会場からは本当に多発性骨髄腫なのか疑問の声が上がっていた。 |