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| 泳 動 所 見 | : | アルブミン分画が波形帯となった。ただし、1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後の再検査では、波形帯は出現しなかった。
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| その他の検査所見 | : | アルブミン分画の波形帯と結びつくような所見なし。
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| 検 討 事 項 | : | 体腔液混入の影響を確認するためのヒアルロニダーゼ(スプラーゼ)添加試験と、支持体をセパラックスに変更した蛋白分画を実施した。
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| ま と め | : | - 体腔液混入の影響を確認するためのヒアルロニダーゼ(スプラーゼ)添加試験と、支持体をセパラックスに変更した蛋白分画を実施した。ヒアルロニダーゼ添加により波形帯はなくなり、セパラックスを支持体に用いると鈎型アルブミンが見られた。
- アルブミン分画の波形帯はヒアルロン酸様物質の混入によっておこったものと考えられたが、それがなにか、どのくらいの量であるのかは不明。なお、今回の波形帯は一過性のもので病態(本態性高血圧)とは関係ないと思われた。
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