第 6 回発表・抄録番号 3

Fastγ−グロブリン位からγ-グロブリン位にかけて3本のM−蛋白が見られた症例 (9)

【IgMのM蛋白について】
  • (司会)IgMのM蛋白という場合は、メルカプトエタノール処理しないとL鎖では普通反応しないはずなんですけど。この患者では非常にMバンド、抗血清側に近づいてます。そうしますと何かIgMというものが分子量的に小さい可能性があるのではないかと思います。

  • (助言者、司会を受けて)そうですね、それは可能性ありますね。ただ本当にこれM蛋白のバンドなのかどうかですね。ひょっとすると一つ考えなくてはいけないのはメンソールスかもしれない。
    ここはやはり分子量を調べなければいけないですね。というのはとことんこれ同じかどうかですね。もし完全にIgMのものであれば、確かに普通ちょっと起こりませんから、IgMの場合。というのはですね連続性から未処理と処理があってちょっと増えてますね、ちょっと増えておりますけれど、基本形態同じですけれど普通IgM であり得ない訳でそれはちょっとおかしい。従って分子サイズがちょっと小さいかなあと。ペンタゴンでない可能性はありますね。これは完全に、でもメルカプトエタノール処理すると非常にきれいに出てきますから、その一部がこうなっているかですね。全部が全部7Sになっているとは限らない訳でそれは正しいと思いますけれども。

  • (共同研究者)メルカプトエタノールで処理しますとIgMだと2つのM峰にでますね。そうするとメルカプト処理すると1本のバンドになってしまいますね。これはどういう風に解釈したらいいんでしょうか?

  • (助言者、質問に答えて)恐らくですね、今いったように場合によっては、これとこれが分子サイズが多少違っていて、よくIgAなんかでもそうですけれども、ダイマーとダイマーで山が2つになることがありますから場合によってはこれが全部7Sになってしまうと。こちらは例えば19Sとか7Sそういうような感じですね。これを全く反映してない訳ですから、このへんここに2本線になっていませんよ。未処理でなってないということ、場合によってはこのIgG に吸収されてしまっているかも知れませんけども、これだけ完全に1本になっている訳で場合によっては、そういう分子サイズが小さいIgM が存在するか、あるいはベンスジョーンズみたいなものが、それと先程のデータと同じようにこういう異常なパターン下ではどうしたって・・そういうものを駆使したということと、尿中データどうなっているかということ必ず出てくる訳です。



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