第4回 特別講演「ポリアクリルアミドゲル電気泳動による血清及び尿蛋白の意義」(7)


3-5 スラブ(平板)電気泳動法


スラブ(平板)電気泳動法

 PAGを支持体として用いて、どういう分析ができるかを、これからお話したいと思います。

 先ずスラブ電気泳動という方法です。現在はゲルサイズが小さくなって、大体8×8cm角で厚さ1ミリの中にゲルを作るようになっています。これは均一なゲルで、後でお話しします、ディスク法の原理に基づいており、分離ゲル、濃縮ゲルがあります。緩衝液はトリス−グリシンでpHを変えて分離能を上げております。


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