日本電気泳動学会奨励賞
日本臨床衛生検査技師会学術研究奨励賞常光ELP賞

受賞論文のご紹介



日本電気泳動学会奨励賞
電気泳動に関する研究成果の発表を国内外において活発に行い、また研究集会や機関誌上において優秀な発表をした若手研究者に贈られる賞です。
(第14回までは、「電気泳動学会総会および春季大会において公募演題の演者として優秀な発表をした若手研究者に贈られる賞」でした)
副賞は日本電気泳動学会常光服部連太郎基金を以ってあてられます。
規定や受賞者については、日本電気泳動学会公式websiteに掲載されています。
受賞対象発表演題(掲載誌)受賞者
(筆頭著者)
第16回  共通の内部標準を用いた補正によるPro-Q Diamond染色リン酸タンパク質二次元電気泳動スポットの比較定量解析
 生物物理化学 59(1):1-7.2015
井野洋子
第15回 電気泳動法を用いたプロテオーム解析による皮膚悪性腫瘍における新規治療法のための基盤的研究と臨床応用
 
藤井一恭
第14回 Ras/MARK症候群および孤発性癌で認められるMEK遺伝子変異体の異常活性化機構と疾患発症メカニズムの解明
 
久保田裕二
 ヒスチジン、アスパラギン酸のタンパク質リン酸解析におけるチオリン酸基供与体(ATP-γS)利用の有用性の検討
 
芝晃生
第13回 ローヤルゼリータンパク質MRJP1の熱処理による影響−分子の変化と細胞増殖促進作用
 
伊東愛美
 トロピカルフルーツによるレンサ球菌産生溶血毒素阻害能の検討
 
宮城聡子
第12回 血管型NADPHオキシダーゼの標的タンパク質の解析
 
野村文子
 肺腺癌における同一患者組織・血清を用いた早期血清診断マーカーの探索
 
小林信
第11回 臨床検体と大型蛍光二次元電気泳動法を用いた大腸がんのプロテオーム解析
 
武藤太和
 Major royal protein 1 (MRJP1) oligomer構成低分子蛋白質Apisiminの分子特性解析
 
田村彰吾
第10回 二峰性monoclonal IgAに認められたIgA-アルブミン複合体の分子性状
 
片山文子
 分子マトリクス電気泳動法―糖タンパク質解析の新規ツール
 
松野裕樹
第9回 鶏卵黄中に含まれるメジャーアレルゲンの特徴ならびにマイナー蛋白質の解析
 
中島学
 総ビリルビン測定に影響を及ぼすmonoclonal IgMの解析
 
阿部雅仁
第8回 卵巣明細胞腺癌におけるアネキシンIVの発現上昇とそのメカニズム
 生物物理化学 51(3):189.2007
増石有佑
 血清を対象とした疾患プロテオミクス
 生物物理化学 51(3):193.2007
高橋広樹
第7回 リン酸化プロテオーム解析に向けた新しい電気泳動法の開発−キナーゼプロファイリング法としての実用化−
 生物物理化学 50(3):123.2006
木下英司
 Monoclonal IgAが反応するHep-2細胞性分の解析
 生物物理化学 50(3):137.2006
石垣宏尚
第6回 RT-PCR-SSCPによるアミラーゼ遺伝子の発現型プロファイリング
 生物物理化学 49補冊:21.2005
浦本武
 循環器疾患患者における尿中免疫非応答性アルブミンの解析
 生物物理化学 49補冊:15.2005
中山亜紀
第5回 尿中α1アンチトリプシンの分子多様性:セルロースアセテート膜電気泳動におけるα1グロブリン分画欠失についての検討
 生物物理化学 48補冊:22.2004
町井涼子
 骨髄腫細胞はsialyl salivary-type amylaseを産生する
 生物物理化学 48補冊:36.2004
重村雅彦
第4回 悪性胚細胞性腫瘍患者に認められた高LD-1血症はLDHA遺伝子のプロモーターのメチル化による
 生物物理化学 47補冊:37.2003
石川仁子
 細胞老化におけるプロテオーム解析
 生物物理化学 47補冊:44.2003
請川亮
第3回 高感度銀染色法を用いたセルロースアセテート膜電気泳動法における唾液中タンパク分画と正常値の設定
 生物物理化学 46補冊:39.2002
高橋幸子
第2回 Design of a molecular weight analysis system for proteins using sodium dodecyl sulfate-agarose gel
 生物物理化学 46:147-152.2002
杉本佳代
第1回 電気泳動法を利用した扁平上皮癌組織中SCC抗原蛋白の熱安定性の解析
 生物物理化学 45:287-289.2001
縄田修吾




日本臨床衛生検査技師会学術研究奨励賞常光ELP賞
産学協同で臨床検査医学の研究を奨励する賞の電気泳動部門。
その年の日本医学検査学会(旧日本臨床衛生検査学会)において一般演題発表した口演および示説で、
担当座長または関係検査研究班長から推薦された論文、および発表会員による自薦の論文より選ばれます。
なお、本ELP賞は日本臨床衛生検査技師会の総会にて2006年度を持って終了が決定しました。
年度論文題名と掲載誌受賞者
(筆頭著者)
2006年度
 シスタチンC測定用汎用試薬によるGFRの評価 24時間クレアチニンクリアランスとの関係
 医学検査, 55:387,2006.
金子拓志
2005年度
 標本乾燥を必要としない超純水を利用したGバンド法(Wet−Gバンド法)
 医学検査 54:685,2005
佐野元裕
2004年度
 高感度銀染色法を用いた尿蛋白分画の検討
 医学検査 54:248-251,2005
金森きよ子
2003年度
 血清脂質の10年間の量と質に関する追跡調査研究
 医学検査 53:259-266,2004
秋山俊彦
2002年度
 イオン交換クロマトグラフィによるリポ蛋白の分析と分画中アポ蛋白の解析
 医学検査 52:237-242,2003
遠藤いづみ
2001年度
 Immunofixation法を利用した浸出液中に混在する髄液の検出法
 医学検査 51:240-245,2002
宇田川喜代
2000年度 (該当なし) 
1999年度
 Immuno−PCR法を用いた高感度検出法によるTNFα測定の意義
 医学検査 49:803-806,2000
斉藤香保里
1998年度 支持体により移動度が異なるIgG−λ型M蛋白の物理化学的特性について 
 医学検査 48:971-975,1999
高砂直樹
1997年度 LDH−Hサブユニット変異の2症例 
 医学検査 47:1006-1010(1998)
沖恵子
 低LD活性を示したLD結合性免疫グロブリンの結合様式について 
 医学検査 47:1011-1016(1998)
羽生登
1996年度 日常検査で見出された異常ヘモグロビン症の5症例 
 医学検査 46:971-975(1997)
佐々木由美子
1995年度 アルツハイマー型痴呆におけるアポE表現型の解析 
 医学検査 45:1217-1221(1996)
多田正人
1994年度 唾液と尿の酵素の比較検討 
 医学検査 44:1018-1022(1995)
三橋百合子
1993年度 慢性腎不全患者における血清ALPアイソザイムについて
  −PAG電気泳動法による検討− 
 医学検査 43:1029-1034(1994)
津村真由美
1992年度 (該当なし) 
1991年度 イムノブロット法を用いた異常免疫グロブリンの解析 
 医学検査 41:1038-1044(1992)
井本真由美



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