第 6 回発表・抄録番号 2

セパラックスSPにおいてアルブミン分画が波形帯になった症例 【波形帯検索のヒント】

 異形アルブミン波形帯
セパラックスヒアルロン酸共存時カギ型アルブミン発生
 
γ領域のM蛋白に頻発
セパラックスSP カギ型アルブミンは不発生
体腔液が混入した場合(採血時の誤刺など)に異形化例あり
基本的には不発生
希にβ〜γ領域のM蛋白に発生

 ・体腔液混入の影響確認 → ヒアルロニダーゼ(スプラーゼ)添加試験
 ・支持体の影響確認 → 支持体をセパラックスに変更し、蛋白分画